スモールミニマリストで三姉妹双子パパの色々ブログ

ミニマリストを目指して、三姉妹双子のパパとして一生懸命に生きるための魂のブログ。生きる為にはなんでもやります!!

12人の優しい日本人

12人の陪審員が裁判を傍聴し

その後会議室で話し合い

12人全員の合意がなければ、評決は成立しない決まりになっていた。

はじめはみな無罪としていたが、

話し合うのが大事と言い出した男が有罪に切り替える

男女年齢境遇の違う12にんの日本人

無罪だ有罪だと議論し合う

だけの映画

これだけ聞くと退屈な映画と思うけど

まったくそんな事なく、

裁判の様子も事件の背景も想像できて

展開も早くて

楽しめました。

さすが三谷作品ですね。

 

よくある日本人の特徴が

ちりばめられていて

人の意見に流されたり多数に傾いたり

帰りたいから適当にしたり

自分の私情が入り感情論になったり

美人の被告だから無罪にしたり

人の意見を聞かなかったり

確かに

人を裁くことで有罪にして人が死んでしまうことは怖い。感情が入ってしまいます

 

陪審員って一般人には重いのかなともおもいました。

結局無実になったけど

これがちがう12人の陪審員なら有罪で死刑になってたかもと思うとこわいですね。

結局は最後まで一人有罪と言い続ける男の哀れさには、悲しいものがありました。

 

話し合いってだいじなんだなと思いました。

ぼくも思いを伝えるのは苦手だけど

こういう時はっきり言えた人強いなあと思いました。

 

 

 

 

やはり

三谷さんの脚本は素晴らしいと思う

 

十二人の怒れる男

をパロデイ化したものらしいので

それもみたいですね。