大企業によるリコール隠しを巡る、さまざまな人々のドラマを描く
HPより
父親から運送会社を受け継いだ赤松徳郎は、従業員と、その家族の事を第一に考え、専務の宮代と共に「赤松運送」を経営していました。
ある日、「赤松運送」のトラックのタイヤが、走行中に脱輪し、歩道を歩いていた親子の母、柚木妙子に直撃、妙子が死亡する事故が発生。
トラックの製造元である「ホープ自動車」にて調査が行われ、整備不良が原因とされます。
事故は事件になり、「赤松運送」に刑事の高幡を先頭とした警察の内部捜査が入りました。
赤松は若い整備士、門田の整備不良を疑い、一方的に解雇しますが、警察の内部捜査時に、門田の整備ファイルが発見され、基準以上の細かい整備が行われていた事が分かります。
赤松は門田に謝罪し「赤松運送」へ復職させ、同時に整備不良ではない、他の原因を疑い始めます。
「ホープ自動車」カスタマー戦略課の課長、沢田は「赤松運送」からの度重なる再調査依頼にうんざりしていました。
ですが、品質保証課の室井が「赤松運送」からのクレームを探りに来た事が気になり、同期の小牧に探りを入れさせます。
小牧からの情報により、沢田は品質保証課の秘密会議、通称「T会議」の存在を知ります。
「T会議」の目的はリコール隠し、数年前にもリコール隠しを行い「ホープ自動車」の業績が悪化した事があり、同じ過ちを繰り返している事実に、沢田の怒りが爆発します。
「ホープ銀行」の井崎一亮は、「ホープ自動車」の次期社長と呼ばれている常務取締役、狩野威の融資希望を受けていました。
予定していた業績計画を平気で下方修正し、追加融資を求めて来る「ホープ自動車」に井崎は心底うんざりしていました。
井崎は、大学時代の友人で雑誌記者でもある榎本優子から、「ホープ自動車」のリコール隠しの情報を得た事により、狩野からの圧力を受けながらも、徹底的な調査を開始します。
独自に脱輪事故の原因を調査していた赤松は、数年前にも「ホープ自動車」のトラックが同様の事故を起こしていた事を知ります。
事故を起こした運送業者の社長、野村からトラックのハブに原因があった事を聞かされた赤松は「ホープ自動車」の、トラックそのものに不具合があった可能性を考え、独自にハブを解析する事を決意します。
大企業 対 中小企業
大企業ってほんとにつよくて
下請けなんてほんとによわい
大企業では
告発してしまいの左遷や
だまらせるために開発部の花形に異動させても飼い殺しでまともに仕事させないところとか
絶対勝てない敵にむかって最後に大逆転でかつ爽快さはよかった。
でも現実はなかなかうまくいかないですよね。
映画の中だけでもすかっとしました。