スモールミニマリストで三姉妹双子パパの色々ブログ

ミニマリストを目指して、三姉妹双子のパパとして一生懸命に生きるための魂のブログ。生きる為にはなんでもやります!!

ネタバレあり『歩いても歩いても』

15年前に亡くなった長男・順平の命日に集まった家族たち。

 

特に何をするわけでもなく、何気ない団欒を過ごすのだが、それぞれの胸中は複雑だった。

開業医として働いてきたが、引退し、それでも自分は「医者」なのだという自負を捨てきれない祖父の恭平。

息子の死を15年経っても昨日のことのように引きずっており、時折幻覚を見ている祖母のとし子。

そんな両親を見るために旦那と共に移り住み、いずれは二世帯住宅を建てることを検討している娘のちなみ。

そして父や亡き兄に激しいコンプレックスを抱き、美術品の修復の仕事をしているがうまくいかない良多。

良多は結婚しており、妻のゆかりと彼女の連れ子のあつしと共に帰省していた。

彼らは表面的には仲睦まじく話しているものの、それぞれに思うところがあり、どこかぎくしゃくしている。

そんな彼らのほんの2日間の物語にスポットを当てながら、家族というものの繋がりが生む残酷さとそこに差し込む希望にスポットを当てる。

 

 

のようなあらすじですが、

 

家族という形の難しさがありました。

表面上は帰省して仲良しな感じが見えますが

それぞれが闇をかかえていて。。。

 

父の病院の後を継ぐはずだった長男を水難事故で亡くしていて毎年命日には水難事故で助けてくれた青年に線香をやらせにこさしています

 

息子が助けたのに

青年は就職できずアルバイトをすると一家に報告

 

あんなやつのために息子が死んだことに許せない恭平

1年に1回反省してもらいたいよしこ

 

15年間青年もよしこも恭平もしんどかったと思います。

 

ニュースの水難事故などは他人事

芸能人の不倫なんかもそう

 

しかし家族に降りかかればずっと背負っていくもの。

 

ここがつらいですよね。

他人からの見方と身内家族の見方。

 

最後は恭平、よしこは亡くなり

りょうた一家が

墓参りをするシーンで終わります。

 

そこには